いたずらフィガロ

むかしのアメリカのマンガについて。

レアビット4号と今後の野望について

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 昨夜のレアビットです。4号ですね。

 

 3号について「どす黒い」と評したところ、それを作った妻が傷心のあまり一人旅に出かけたのですが、数分して何かひらめいて帰ってきました。前回のどす黒いたね(使い切れず余っていた)の再利用を思いついたとのことで、その結果でき上がったのが4号です。

 

 前回のたねの上に、新たにチーズを乗せればどす黒くない!

 

 というわけで材料はほぼ変わっていません。ハーブが散らしてあるくらいでしょうか。あと前回言ってませんでしたが、チーズはチェダーではなく、ピザ用のとろけるチーズです。もうそれ普通のチーズトーストだろと言われそうですが、ウスターソースとマスタードとビールが入ってますからまだ十分レアビットです。昨日はシードルとともに食べました。おいしかったです。

 

 レアビットは、ウェルシュ・ラビット(Welsh rabbit)とも言われています。むしろウェルシュ・ラビットの名前のほうが正しかったのですが、18世紀後半、古物収集家にして辞書編集者のフランシス・グロウス(Francis Grose)という人が「rabbit はもともとは rarebit と綴ってたんじゃい!」と誤った信念を持っていて、辞書に Welsh rarebit と書き、それ以降 rarebit の綴りが定着したんだそうです(Welsh rarebit - Wikipedia, the free encyclopedia)。言葉の歴史というのは面白いですね。

 

 さて、タイトルに今後の野望と書いてますが、とくに大きなことを考えているわけでもなく、来年もいままでの調子でアメリカの昔のマンガを紹介していければと思います。昔のマンガは(「昔」がどの程度かによりますが)著作権が切れているので画像をばんばんアップできるのがよいところです。

 

 その点では、べつにアメリカにかぎらず日本のものでも他の国のものでもかまわないので、もしかしたらそのうち、アメリカ以外のマンガを紹介するかもしれませんが、しばらくはアメリカをやっていこうと思います。

 

 それではみなさま、よいお年を。