レアビット11号と「海外マンガと翻訳」イベントについて
昨日ひさびさに食べたレアビットです。おいしかったです。
材料は
・エールビール
・マスタード
です。バターは今回ないですね。
いつもとちがうのは昼食として食べたことです。だからドリンクはビールではなく牛乳でしたし、また食べたあとすぐ寝ることもなく、悪夢も見ませんでした。まあ、レアビットを食べた夜は悪夢だった、ということはこれまで一度もないわけですが。
それと今回は、一瞬だけ「パクチーを入れたらどんな味だろう」というひらめきがありました。というのも、べつの料理で使ったパクチーがわりと大量にあまってしまっていたのですね。以前、レアビットにハーブを散らして食べたときがあったし、パクチーをレアビットに散らす、あるいはまぜるとかで、まさかのケミストリーが発生するのではないかと思いまして。ですがこの案は、パクチーを忌み嫌う妻がこちらに包丁をむけて泣きながら反対したことにより、却下となりました。おそらく今後もないでしょう。
さて、今日は「海外マンガと翻訳」というイベントの告知をしたいと思います。
日本マンガ学会のなかに海外マンガ交流部会という場があり、わたしもお世話になっているのですが、この部会が今月末にひらくイベントです。
日本マンガ学会海外マンガ交流部会第9回例会「海外マンガと翻訳」
2016年7月30日(土)14時〜17時30分
専修大学神田キャンパス7号館772号室
報告1)鈴木・CJ・繁「マンガ/コミックスの翻訳にまつわる諸問題――日本語と英語圏マンガの翻訳を中心に」
報告2)ライアン・ホームバーグ「活字声優としてのマンガ翻訳論」
トークセッション)椎名ゆかり「海外マンガ翻訳事情の現在」
講演)小野耕世「私のマンガ翻訳体験――1970年代初めから現在まで」
詳細はこちら→海外マンガ交流部会 第9回例会 - 日本マンガ学会
登壇なさるのは、いずれも日本や海外のマンガを精力的に翻訳・研究なさっている方々です。みなさんが一堂に会する機会などなかなかないですし(全員が日本にいることが稀)、そもそもマンガの翻訳に関するイベント自体も少ないと思いますので、ふだんこのブログで翻訳めいたことやっている身としては、ぜひとも参加して学んできたいと思っています。
企画概要によれば、
・言葉や文化の異なるマンガを翻訳するときの工夫や困難について、また、
・言葉とイメージが混在するメディアならではの翻訳の問題について、
登壇者それぞれのお立場からの発表があるのではと思います。楽しみすぎる。
参加の申込などはとくにいらないようです。お近くにお住まいの方、またタイミングよくこの日に東京にいるという方は、ふらりと足を運んでみてはいかがでしょうか。