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いたずらフィガロ

むかしのアメリカのマンガについて。

レアビットと頭突きの女

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 1904年12月15日『ニューヨーク・イブニング・テレグラム』紙に掲載の「レアビット狂の夢」です。

 

 たしかに、読者はもうこのマンガが夢の話だとわかっているわけですが、1コマ目で女性とペットの犬が陸橋を優雅に歩くところを見せられては、さすがに笑ってしまうのではないだろうか。なんでこんなことになったんだ、もうちょっと説明してくれてもいいだろうに...という気持ちになりましたよおれは。

 

 女性は、走り迫る列車から犬(「ウソナ Usona」っていう不思議な名前がついています...どなたか、何かご存知でしょうか)を守ろうとします。「最後の手段、頭突きよ!」と言って列車を止め、さらには、後ろからやってきた特急が玉突きを起こしても女性はびくともしません。テリーマンよりすげえ。

 

 最後のコマの右下には「サイラス Silas」とありますが、これは作者マッケイのペンネームです。「リトル・ニモ」のほうは本名の「マッケイ」でやっているわけですが、「レアビット」はなぜ筆名なんでしょうね。